どちらがおすすめ!?au系MVNO2社の比較
au系MVNO2社の共通点について
auの回線を借りて格安SIMサービスを提供しているのは、現在mineo(auプラン)とUQモバイルの2社になっています。この2社に共通する事項としてまず挙げられるのが、どちらのデータSIMも追加料金無しでSMSオプションが利用できるという点が挙げられます。
スマホにデータSIMをさして運用する場合、アンテナピクトが正常に表示されず、電池を短時間で大きく消費してしまう「セルスタンバイ問題」が生じてしまったり、SMS認証が利用できなかったりする問題に多くの人が頭を悩ませています。
しかしSMSオプションを付帯することでどちらの問題も解決できるので、データSIMで格安スマホを運用する人の多くがSMSオプションを利用しているという実情があります。
一般的なMVNOの場合は、SMSを付帯する場合にはオプション料金として月額150円程度の料金が追加でかかりますが、mineo(auプラン)もUQモバイルもどちらも追加料金無しでSMSの付帯ができるというメリットがあります。
au系MVNO2社のそれぞれの特徴について
mineo(auプラン)の特徴
mineoの大きな特徴として挙げられるのが、家族で利用した場合に家族割引サービスが受けられるということと1人で複数の回線を契約した場合に複数回線割引が受けられるということになります。どちらも主回線を含む最大5回線が割引の対象回線となり、月額基本使用料からそれぞれ毎月50円の割引サービスを受けることができます。
家族割引は3親等以内の家族であれば同居していなくても家族割引サービスを受けることができるので、離れて暮らす親戚まで含めてサービスの利用ができるのです。
またmineoでは余ったデータ通信量を家族や友人と分け合うことができる「パケットギフト」という制度も用意されています。住所が同じ家族間であればパケット通信量がシェアできるサービスは、大手キャリアや他のMVNOでも実施されていますが、mineoは住所が異なる友人と分け合うことができるので、通信量を無駄なく利用することができるのです。
UQモバイルの特徴
UQモバイルの大きな特徴として挙げられるのが、「ぴったりプラン」という格安スマホ初心者でも理解しやすく利用しやすい料金プランが用意されている点になります。ぴったりプランはMVNOの中でも珍しく基本使用料に中に無料通話分が含まされていますし、スマホの本題代金も含まれています。
無料通話分(1200円分)、パケット通信量(1GB)、アプリ10個、スマホ端末(arrows M02若しくはKC-01)が基本使用料に含まれていて、月額2980円から利用ができるので、格安スマホでも音声通話を度々使用する人や契約と同時にスマホ端末をセット購入しようと考えている人にはかなりお得なプランとなっているのです。
また無料通話分やデータ通信量がもっと必要という場合には、月額1000円を追加で支払うことで無料通話分が2倍に、データ通信量が3倍になる「たっぷりオプション」というオプションも用意されています。